個人的な体験✴︎2015年③始まりは胸のモヤモヤ

並木良和さんは、最初本で知った。①で割愛していたけれど、実はミカエルが来る前にもいろいろあった。

20154月、ある音楽がわたしの心をつかむようになった。それはあるアニメのオープニング曲。毎週聴くたびに、何か胸がモヤッとするようになるけれど、歌詞は字幕が出ないし早口の英語だから、何を言っているのかわからない。

久しぶりにCDを買って、曲を流しながら歌詞カードを目で追うと、愕然とした。一文字一句わたしへのメッセージ!そう感じたから。そしてそのまま号泣した。よくわからないまま「わかった、わたしは覚悟を決める!」と部屋の何もない空間に向かって宣言していた、それぐらい強い啓示のようなものだった。

 

次の日は、働いていた会社の社長と2人で外出する日で、その会社に転職して5年目で初めてのことだった。そしてなぜか言わないといけないと思ったわたしは、その日社長と別れる前に「会社を23年でやめるかもしれません」と緊張しながらも言ってしまった。

当然のことながら、なんで?と聞かれ、なんともはっきりしない説明をしたと思う。そしたらその社長が紹介してくれたのが、冒頭の並木さんの本だった。社長がそういうことを受け入れている人だなんて知らなかったけれど、その本がミカエルに呼びかけるキッカケになった。

 

本の内容は、当時のわたしにとってあまりにも突拍子がなく、ワークもむずかしく感じたので、職場の上司兼友人にあげた。ミカエルが来た後、わたしには相談相手がどうしても必要で、それが彼女だった。2人で残業しているとき、精神的に不安定になって、どうしたらいいかわからない、と彼女の前で泣いてしまったこともある。

 

そんなこんなで、並木良和というワードはわたしの中で検索対象にもともとあった。そして見つけたのが、ソフィアのエンジェル・ヒーリングというクラス。

また、ソフィアかと思いつつ、募集要項を見ると受付は3月で終わっている。でも、お問い合わせフォームが使えたので、ダメ元で聞いてみたら、「ちょうど空きが出たところで、再募集かけようとしていたんです!」と返ってきて、うわーこれマジで行かなあかんやつやと思った。

東京にわざわざ行かなあかん、金額も結構する、何をするクラスなのかよくわからん、いろいろ否定要素はあったけれど、その頃にはもう腹をくくっていたので、申し込んだ。でも、ブツブツ文句はよく言っていた。