個人的な体験✴︎2015年⑤宇宙人のサポート

8月9月とわたしの感覚はどんどん鋭敏になっていった。特に8月のソフィアのクラスで、わたしはリミッター解除のような出来事を起こし、クラスの最中に一度倒れ込んだ。

しばらくの間もがくように体が勝手に動く中、並木さんをはじめ、その場にいたみんなの支えを得て、わたしは外すべきものを外し、無意識に新しい”わたし”になった。

 

大阪に戻って自宅で惚けてたら、いろいろな訪問者も来た。そのあたりから目の前の現実とイメージ世界が同時に存在するようになった。つまり、目を開けたまま、目で見える世界とイメージの世界が同時に視える/感じる、そんな感じ。

そしてわたしは部屋のベッドの上にいながら宇宙船の中にも行くことになった。最初はいつもとあまりに違うイメージ世界だったので、久しぶりに怖くなり、ミカエルを呼んだら「彼らは調整してくれているだけ、むしろお礼を言いなさい」と言われ、そうなんやありがとう、と思った。

 

その頃のわたしは、さらに大きくパカンと開いたものの、その変化にうまく適応できなくて、現実との乖離に苦しんでいた。

例えば、会社に、レムリアでマーメイドだったときのわたしが強い状態で行ってしまい、仕事をするのがキツかったり。当然だ、マーメイドは会社で仕事しない。そもそも決まった場所にずっと座っているのもしんどい。

 

でも調整が入った次の日は、以前会社で働いていたときのわたしに戻っていて、やりやすくなった。ふと、背後の空中で気配がして、意識を向けたら、シュッと消えた。あ、経過観察に来てくれてるんや、とわかったので、少し閉じすぎている感じがするからもう少し開いてほしい、と心の中で伝えたら、さらに次の日には朝起きたらちょうどいい感じになっていて、仕事のときも問題なかった。