2015年のもうひとつのハイライトだった、レイア高橋さんのリトリートはWebサイトで見つけた。
なぜそう思ったのか忘れたけれど、ハワイに誰かに会いに行く感じがあって、でもそれが誰なのかはわからなかった。
そこで、検索ワードが欲しいと天使さんたちにお願いした。その後もしばらくそういうやり方をしていた。直接この人よ!とかではなく、もらったキーワードで検索して、自分でこの人!と思う方が好きだった。だいたい検索結果のトップページにあった。
もともと個人で行く海外旅行が好きだったので、レイア高橋さんのプログラムにはすぐ惹かれた。とは言っても、ホームページを読み込んで、ほんとに行くのよね?と自分の気持ちを何度も確認していた。今そのときの自分を思い返すと、まどろっこしいなと思う笑
航空券などいろいろ手配し、会社にも開催時期の10月にまとまった休みをとれるよう早々にお願いもしておいた。それがまだソフィアの最初のクラスが始まる前の7月。
でも9月にソフィアの最後のクラスが終わった頃には、自分が近いうちに会社を辞めることになると感じていた。現実的な問題として、もう自分が"働く"ことに合わなくなっていた。
それはわたしにとってとても大きな決断だった。なぜなら、わたしが働いていたその会社は、10年以上かけてやっとたどり着いた、わたしが「やりたい」と思うことを形にしていた会社だったから。
言わば、その会社はわたしにとって人生のひとつのゴール。そこを辞めて、次に何をするのかもわからない。
でも、もうわたしはそこでの仕事に自分の情熱を捧げられなくなっていた。収入がどうとかそんなことよりも、それがわたしにとって最も大きな問題だった。
仕事に100%の自分を注ぎこむ、それがわたしのやり方で、わたしにとって"働く"こととは"生きる"ことそのものだったから。