カウアイ島での滞在はすばらしかったの一言に尽きる✨貸し切られた大きな一軒家から見える風景は海と山。朝と夕方で表情を変えるその美しい自然の風景をただ眺めたり、ワークしたり、ご飯を食べる生活。
さらに、島を知り尽くしているレイアさんの案内により、さまざまな場所に連れて行ってもらい、行く先々の自然にただあるがまま受け入れてもらい、癒された。わたしはわたしのままでいいんだと、その全てで肯定してもらった感じ。
もう、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、欲しいと思ったものは何でも手に入れていい、そしてそうしようと、自分に約束した。
中でも忘れられない体験は、ヒンドゥー教寺院での出来事。お祈りの作法のようなものを教わって中に入り、祈りをささげた後、静かにその空間に身を委ねていたら、僧侶が現れ儀式のようなものが始まった(見える世界)。
そのタイミングと前後して、目の前に何やら神々しいヒトが現れた(見えない世界)。あまりに神々しいので、会話の内容は忘れたけれど、呼びかけるときに「あなたさまは」という表現を使ったほど。
そのうち、その目の前の神々しいヒトと、その寺院の一番奥に見える像のヒトが、同じであることに気づいた。その瞬間「シヴァ神や!」と雷に打たれたようにわかった。
その後だった、わたしの体が縦に半分に割れ、そこから赤ん坊が現れ、フワッとわたしの頭上に上がった。
「神の誕生です」そうシヴァ神が宣言するように言い放ち、わたしは何が何だかわからないまま、あまりに神々しい体感に涙が止まらなくなっていた。
初めて、自らの神性に触れる体験をしたのがこの時だった。だからと言って、すぐそのように存在できたわけではないけれど、わたしたちは、みな誰もが、神なんだと、今ではしみじみ思う。