11月に木星が射手座に移り、どんな感じになるのか想いを馳せていた。射手座が表すのは、海外・哲学・専門教育・精神性の探求など。
12星座は個としての魂が誕生してから成長・進化し、また全に還っていくまでのプロセスを表している。
乙女座までで"自分"という個人性が完成し、天秤座で他者と関わり始め(いろいろな他者と関わり合うことで自己認識を深める)、蠍座ではこの人!と思う他者と同化するほどの一致を試みることで、自分/他者という存在を感じる。
そして射手座で一気に世界へ飛び出す、それこそ地球を出て宇宙を旅するぐらいの感覚。他者という世界を感じ尽くしたから、自分の哲学や理想を追い求める。
自分にとって"生きる"とは何か、世界はどうあるべきか、自分の答えを探す、手に入れたい。
そんな射手座領域に、拡大の星であり、射手座の支配星でもある木星が、今のこの少し特殊な2018-19シーズンに戻ってきた。
それがどんな時空間なのか、捉え方はさまざまあると思うけれど、わたしは、日常における精神性の成長を拡大していくのではと思う。
そう書くと堅い表現になるが、つまりは一日一日の積み重ね方。わたしは今日何に何を感じどう思うのか。
同じ一日はひとつとしてない。そのことにどれだけ近づけるか。
10月のある日、ふと家の窓から外を眺めていて、家の前の道路をいろいろな車や人が行き交う風景をとても純粋に楽しんだ時間があった。
信号が黄色から赤に変わった!ってワクワクしたり。
目に映る世界のすべてが新しくて、発見に満ちてて、きっと子どものときはこんな気持ちやったんやろうと感じた。
でも本質的には今だってそう、毎日新しい。
"わたし"を構成してるたくさんの感覚や気持ち、モノの見方の特徴、考えや信念と呼ばれる思考体系、嗜好etc。
願うのは、本質のわたし/ありのままのわたしで世界と調和することで、摩擦があるなら、もうその感じ方や考え方は要らない。
すぐポイっと捨て去ることができるものもあれば、なんらかの理由で簡単に手放せないものもあるけれど、常に自分をバージョンアップし続ける。
その中でまた新しい自分と出会うこともある。
わたしはそんな願いをもっていたんやと、気付かされたりする。それが自分を今ここで輝かせるための、【真なる願い】だったりする。
【真なる願い】は変わらない、それは自分という個のコアだから。この世界に生まれてくるときにそう願って、そう祈って、今ここにいる自分が始まってるから。
でもそれ以外はすべて変わっていい、変えていい。昨日の自分と今日の自分は同じである必要はないのだから。ずっと持ち続けていた信念や世界観でも、それが今の自分にフィットしないなら、合うものに変えればいい。
約1年ほどある木星射手座期間は、日々そんな新しい自分になることをサポートしてくれるんやないかと思う。そしてそれはきっとそれぞれの純化をうながす。
Inovationはinnocence に宿る。
囚われのない純粋な心が本当の革新を起こす。
自分はどうありたいのか、どんな世界を願うのか。日々の生活の中で見つめてクリアになった、あなた自身の純粋な祈りや願いがあなたの世界に革新をもたらす。